幼いころから物作りが好きな子どもでした。そのためか、この建築業界に新築だったりリフォームなどの工務店に入社し、修行の道に入りました。
修行を始めたばかりの頃は、体力的にも精神的にもきつく何度も辞めようと思いました。その時、あるお客様から指摘を受け「お兄ちゃんだったら良い職人さんになれるわね」と励ましの言葉を頂き、今に至ります。あの時がなければ、今はなかったかもしれません。
さて、なぜ私が古材や古民家などに強い気持ちを持ち始めたかと言いますと、県西部のあるお宅をリノベーションした際に、古民家は日本の財産であり、建築美も大変美しいものがあると気づかされました。
尚且つ、地方再生に大きな可能性を秘めているし、地方移住への促進、地域コミュニティーの復活、空き家対策など、この古民家には素晴らしい力を秘めていると分かり、古民家の再生と活用に取り組んでまいりたいと思います。
私の大好きな徳島県で、古材や古民家を活かし地域の活性化、若手大工さんの育成などを日々努力し、県市町村の人たちに愛され、日々の活動に取り組んでまいりたいと思います。
一般社団法人古材リユース推進協会徳島支部
支部長 小西 将治